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卵子の寿命・老化、妊娠率

不妊症とは

ほしいのに子供がなかなか生まれない…。このような不妊に悩むご夫婦は、いまや決して特別ではありません。
ではいったい、どこまでが「なかなか…」で、どの段階から「不妊症」といわれるのでしょうか?

一般的には、夫婦が避妊せずに通常の性生活を営んでいても、2年以上妊娠しないと不妊症と判断され、治療を勧められることになります。不妊症と定義される不妊期間については、国や機関によって異なり、2年ではなく1年とするところもあります。

また、女性の年齢が35歳以上の場合や卵巣や卵管、子宮の病気を経験がある方では、不妊の期間が短くても不妊症の可能性があると判断し、早期に治療を行うケースもあります。

不妊症の診断の基準になる不妊期間
日本産婦人科学会 1年
世界保健機関(WHO) 2年
国際産科婦人科連合(FIGO) 2年
産婦人科の教科書 2年
アメリカ不妊学会 1年

どれくらいの人が不妊に悩んでいるのでしょう

女性が1回の性周期で妊娠する確率は20~30%といわれ、避妊せずに通常の性生活を営んでいる夫婦では、1年で約80%、2年で約90%が妊娠するとされています。

しかし一方で、日本では10組に1組、約140万人が不妊に悩んでいるともいわれ、近年の晩婚化を考えると、今後はさらに不妊のカップルが増えていくことが予想されます。

また、不妊というと女性側に原因があると思われがちですが、決してそうではありません。WHO(世界保健機構)が1998年に発表したデータによると、不妊の原因が女性にある場合は41%、男性にある場合が24%、男女ともにある場合が24%、不明が11%と報告されています。

女性の年齢と不妊症

不妊と深い関係にあるのが、女性の年齢です。妊娠までに要する時間を大きく左右するのが女性の年齢で、35歳以上になると妊娠しにくくなることが知られています。

一方で、男性の年齢はほとんど無関係で、健康な男性では何歳になっても女性を妊娠させる能力を維持しているといえます。

 

表:妊娠までに要した時間

縦軸が妊娠までに要した時間(ヶ月)、横軸が年齢。
出典:堤治著「生殖医療のすべて」

 

女性が35歳から妊娠しにくくなる理由

女性は、その人自身が母親のおなかの中で胎児として育っているとき、もうすでに次の世代のための「卵子の元」が作られています。それは、将来卵子となる卵母細胞というもので、その数はおよそ200万個にのぼります。

しかし赤ちゃんとして生まれたあと、この卵母細胞はどんどんその数を減らし、20代では約10万個、40代では5,000個以下にまで減少します。

このように、卵子になる細胞が年齢とともに急減するのですから、どんどん妊娠にしくくなるのもうなずけます。

また、卵子が成長するには女性ホルモンのひとつ・エストロゲンが必要ですが、このエストロゲンも30代後半から急激に減り始めるため、卵子が十分成熟しにくくなっていきます。つまり、卵子も徐々に“老化”していくというわけです。

女性が35歳くらいから妊娠しにくくなる理由には、卵子の元となる細胞の減少と、卵子の“老化”が関係していると考えられています。

不妊症と高度不妊治療